あの日の景色、あの日思ったことを忘れないように
槍ヶ岳登山にいってから1週間
あっという間に時間が過ぎました
本を読んでいて改めて感じたことがあったのでブログを開きました
登山をしていると気づくこと、思うことがたくさんあります
自分と向き合う時間が長いからだと思います
あの日、あの景色を見て、あの時間を過ごして感じたこと
〇限界突破は意外とできる
健康に生んでくれた両親に感謝なのですが、体は思っているより丈夫でした
自分が限界と思っている3倍くらいがんばってくれた
登山は上ったらくだらないといけない
自分の足で進んでいくしかない
そんな状況だからこそ限界突破できる
苦しくて、痛くて、やめたくても進むしかない
そんな状況で人は乗り越えた時に強くなるのかもしれないです
あんなにつらかったのに、すごくいい思い出で
すごくいい時間だったと思っている自分がいるのにびっくりです
〇闇雲に歩いていると道を失う
私が先頭を歩いていた時のこと
足元ばかり見て進んでいたら急に道がなくなっていました
振り返ると違う方向に道が
闇雲に進んでいると、視野が狭くなるし
道を失ってしまうと気づけた時間
同時に、引き戻せばまた道に進めることも感じた
〇頂上までのルートはたくさんある
登山のルートってたくさんあって
そのルートの中でもどの石に足を置くか、どれくらいの歩幅で進むかは人それぞれ。
本当に人生みたいだなーってすごく感じます。
いきなり頂上を見ると、見えなかったり遠すぎたりして嫌になるけど
1歩1歩進んでいく道のりは大きなものではない
壁は壁じゃなく、振り返ると道だった
なんて言葉を前職の先輩が言っていたけど
それをまじで実感したときだった
〇最高の景色がそこにはある
10時間歩いて山小屋についたとき
ついたーーーーーという安心感しかなかった
でもそこから槍の頂上に行って夕焼けをみたとき
そこには最高の景色があって
このために上ってきたのかと、すべての疲れが吹っ飛んだ
びっくりするくらい本当に
人は最高の時間を味わうと、これまでの苦労がなかったことのようになる
だからまた次頑張れたりするんだよね
あの日あの景色を見れたことを忘れない
最高の時間だった
〇仲間がいるから頑張れる
一人で登る人もいるし、それが好きな人もいる
私の場合は誰かと一緒だと力を発揮できるし、頑張れるタイプ
一人だったら登ろうなんてまず思わなかったし
登りきることも絶対にできなかった
みんなに引っ張ってもらい、みんなで登ってきた
一人より仲間とのほうが成せることって大きい
そんなことも感じた日
一緒に上ってくれたみんなに感謝
山登りって人生と似ているなーってつくづく思う
そして教えられることも多いし
感じることも多い
だから楽しいのかも
今日も1日ハッピーに♡